パチンコやスロットで玉・メダルを獲得した後は、遊技台からそのまま景品カウンターへ向かうのではなく、最初に玉・メダルの数を確認する「計数」を行います。
計数後に受け取ったレシートやICカードを景品カウンターへ持っていき、獲得した玉数・メダル枚数の範囲で景品へ交換するのが基本的な流れです。
この記事では、ドル箱、各台計数機、スマパチ、スマスロそれぞれの終了方法から、景品カウンターでの伝え方、余り玉、現金残高の精算までを初心者向けに順番に解説します。
景品交換までの基本的な流れ
- 遊技を終了する
- 玉・メダルを計数する
- レシートまたはICカードを受け取る
- 現金残高がある場合は精算する
- 景品カウンターへ向かう
- 希望する景品を伝える
- 景品と余り玉分の品物を受け取る
景品交換とは?
景品交換とは、遊技で獲得した玉やメダルを、ホール内の景品カウンターでお菓子、飲み物、日用品などの景品へ交換することです。
玉やメダルをそのまま景品カウンターへ持っていくのではなく、先に計数機で個数・枚数を確認します。計数結果は、レシートやICカードなどへ記録されます。
景品の種類、交換に必要な玉数・メダル枚数、カウンターの位置、受付方法はホールによって異なります。初めての場合は、店員へ「遊技を終えて景品交換したいです」と伝えれば案内してもらえます。
玉・メダルと現金残高は別に扱う
遊技で獲得した玉・メダルは景品カウンターで景品へ交換します。一方、サンドや専用ユニットに残った未使用の現金残高は、店内の精算機で受け取ります。
STEP1:遊技を終了する前に確認すること
遊技を終える前に、台の状態、クレジット、カード、上皿・下皿などを確認します。特にスロットやスマスロでは、クレジットが台に残ったまま席を立たないよう注意してください。
パチンコで確認すること
- 大当たり・確変・RUSHなどが終了しているか
- 上皿や下皿に玉が残っていないか
- 台やサンドにICカードが残っていないか
- 現金残高が表示されていないか
- スマパチの場合は持ち玉を専用ユニットへ移したか
スロットで確認すること
- ボーナスやATが終了しているか
- 台のクレジットにメダルが残っていないか
- 下皿やドル箱にメダルが残っていないか
- スマスロの場合は計数操作を行ったか
- サンドや専用ユニットからICカードを受け取ったか
遊技状態が分からない場合
大当たり、RUSH、AT、前兆などが残っているか判断できない場合は、すぐに席を離れず店員へ確認してください。機種によっては遊技機会が残っていることがあります。
STEP2:玉・メダルを計数する
計数方法は、ドル箱を使う店舗、各台計数機を使う店舗、スマパチ・スマスロを使う店舗で異なります。
ドル箱を使っている場合
台上やデータ表示器付近にある呼び出しボタンを押して店員を呼びます。「やめます」「景品交換したいです」と伝えると、店員がドル箱を計数機まで運んでくれます。
計数が終わると、玉数・メダル枚数が記録されたレシートやICカードを受け取ります。受け取ったものは、景品カウンターへ行くまで紛失しないようにしてください。
自分で重いドル箱を運ばなくてよい
店舗によって運用は異なりますが、重いドル箱を無理に持ち上げず、呼び出しボタンで店員を呼ぶのが安全です。
各台計数機がある場合
各台計数機では、遊技台の横にある設備へ玉やメダルを移し、その場で個数・枚数を記録できます。ドル箱を運ぶ必要はありません。
パチンコ
台の球抜きボタンなどを使い、上皿・下皿の玉を各台計数機へ移します。持ち玉数はサンドや表示器で確認できます。
スロット
下皿やドル箱のメダルを、台の横にある計数口へ入れます。メダル枚数がICカードなどへ記録されます。
操作方法が分からない場合は、玉やメダルを無理に投入せず、呼び出しボタンで店員を呼びましょう。
スマパチの場合
スマパチでは実物の玉が台の外へ出ず、持ち玉数を電子的に管理します。遊技を終えるときは、台や専用ユニットの計数・返却操作を行い、持ち玉をICカードへ記録します。
台の持ち玉表示が残ったままカードを抜かないようにし、持ち玉が専用ユニットへ移ったことを確認してください。
スマスロの場合
スマスロでは実物のメダルを使わず、クレジットで枚数を管理します。遊技終了時は、台の計数ボタンを押してクレジットを専用ユニットへ移します。
クレジットが0になり、専用ユニットの持ちメダルへ反映されたことを確認してから、返却ボタンを押してICカードを受け取ります。
スマスロは計数操作を忘れやすい
実物のメダルが見えないため、そのまま席を離れやすい点に注意が必要です。台のクレジット表示、専用ユニットの持ちメダル、カード返却を順番に確認しましょう。
STEP3:レシートやICカードを受け取る
計数が終わると、結果がレシートまたはICカードへ記録されます。どちらを使用するかは店舗や設備によって異なります。
| 受け取るもの | 記録される内容 | 次にすること |
|---|---|---|
| 計数レシート | 計数した玉数・メダル枚数 | 景品カウンターへ持っていく |
| ICカード | 持ち玉・持ちメダル、現金残高など | 残高精算と景品交換を行う |
| 会員カード | 当日の持ち玉や貯玉など | 利用方法に応じてカウンターへ提示する |
レシートの内容を確認する
レシートには、玉数・メダル枚数、計数した日時、台番号などが記載される場合があります。受け取ったら、自分が遊技した内容と大きな違いがないか確認してください。
ICカードの取り扱いに注意する
ICカードには、持ち玉・持ちメダルだけでなく、未使用の現金残高が記録されている場合があります。財布などへ入れ、紛失しないようにしてください。
STEP4:現金残高を精算する
サンドや専用ユニットへ入れた現金のうち、遊技に使用していない残高がある場合は、店内の精算機で受け取ります。
精算機は、景品カウンターの周辺や出入口付近に設置されていることがあります。ICカードを精算機へ入れ、画面の案内に従って操作します。
残高精算は当日中に行う
ICカードの現金残高は、基本的に当日中の精算が必要です。翌日以降は利用できない場合があるため、退店前に忘れず確認しましょう。
景品交換を先にしてもよい?
店舗の設備によっては、景品交換と現金残高の精算をどちらから行っても問題ありません。ただし、最後にカードを回収される場合もあるため、初めての店舗では店員へ順番を確認すると確実です。
STEP5:景品カウンターへ向かう
レシートやICカードを持って、店内の景品カウンターへ向かいます。場所が分からない場合は、店内案内図を確認するか、店員へ「景品カウンターはどこですか」と聞いてください。
店舗によっては、景品が並んでいるコーナーと受付カウンターが別になっています。その場合は、欲しい景品を選び、カウンターへ持っていく方式があります。
カウンターで渡すもの
- 計数後に受け取ったレシート
- 持ち玉・持ちメダルが記録されたICカード
- 会員カードを利用した場合は会員カード
初めてのときの伝え方
交換方法が分からない場合は、次のように伝えれば問題ありません。
カウンターでの伝え方
「初めてなので、景品交換の方法を教えてください」
「このレシートを景品に交換したいです」
「余り玉はお菓子にしてください」
どんな景品に交換できる?
景品の種類は店舗によって異なります。代表的なものには、お菓子、飲み物、日用品、食品、家電、おもちゃなどがあります。
一般景品
お菓子、飲料、食品、洗剤、ティッシュ、文具、雑貨、家電、おもちゃなど、店内に展示されている品物です。
特殊景品
店舗で用意されている規定の景品です。希望や受け取り方法が分からない場合は、景品カウンターのスタッフへ確認してください。
獲得した玉数・メダル枚数の範囲で交換するため、希望する景品に必要な数量が足りない場合は選べません。
余り玉・余りメダルはどうなる?
景品交換後に、景品の交換単位に満たない玉やメダルが残ることがあります。これを余り玉・余りメダルと呼ぶことがあります。
余り分は、店舗が用意している小さなお菓子、飲み物、日用品などへ交換できるのが一般的です。カウンターで選択肢を聞かれる場合もあれば、店舗側で組み合わせて渡される場合もあります。
余り分をそのままにしない
少ない玉数・メダル枚数でも、交換できる小さな景品が用意されている場合があります。分からなければ「余り分は何に交換できますか」と聞いてください。
貯玉・貯メダルを利用する方法もある
会員カードを作成している場合、獲得した玉やメダルを景品へ交換せず、貯玉・貯メダルとして記録できる店舗があります。
貯玉・貯メダルは、後日の遊技に使える場合があります。ただし、利用条件、再プレイできる上限、手数料、利用できる店舗などはホールごとに異なります。
景品交換する
その日の獲得分を景品として受け取ります。初めて利用する店舗では、この方法が分かりやすいでしょう。
貯玉・貯メダルする
会員カードへ記録し、後日の遊技に利用します。会員登録と店舗ごとの利用ルールの確認が必要です。
景品交換でよくある失敗
ICカードを台へ置き忘れる
ICカードには現金残高や持ち玉・持ちメダルが記録されている場合があります。席を立つ前に、必ず返却ボタンを押してカードを受け取りましょう。
スマスロのクレジットを計数し忘れる
スマスロでは、台のクレジットを専用ユニットへ移してからカードを返却します。クレジットが残った状態で席を離れないようにしてください。
レシートを紛失する
計数レシートは、景品交換に必要です。折り曲げたり、ほかのレシートと混ぜたりせず、景品カウンターへ行くまで手元で管理しましょう。
現金残高を精算し忘れる
景品交換を終えると安心して、そのまま退店してしまうことがあります。カードに残高がないか確認し、必要であれば精算機を利用してください。
翌日までレシートやカードを持ち越す
レシートやカードの利用期限は店舗によって異なります。基本的には遊技した当日に、景品交換と現金残高の精算を済ませましょう。
景品交換に関するよくある質問
玉やメダルを自分でカウンターまで持っていく?
玉やメダルをそのまま持っていくのではなく、先に計数します。ドル箱の場合は店員を呼び、各台計数機やスマパチ・スマスロの場合は設備の案内に従って計数してください。
景品交換に手数料はかかる?
通常の景品交換では、表示された交換条件に従って景品を受け取ります。交換条件や貯玉再プレイの手数料などは店舗によって異なるため、店内表示を確認してください。
少ない玉やメダルでも交換できる?
少量でも、お菓子や飲み物などの小さな景品へ交換できる場合があります。交換できる品物は店舗によって異なるため、カウンターで確認してください。
友人の分とまとめて交換できる?
レシートやカードの取り扱いは店舗のルールに従います。複数人分をまとめたい場合は、自己判断でカードを入れ替えず、先にカウンターで確認してください。
会員カードがなくても景品交換できる?
一般的には会員カードがなくても、その日に計数したレシートやICカードで景品交換できます。貯玉・貯メダルなどを利用する場合は会員登録が必要です。
景品を選ばずに店員へ任せてもいい?
初めてで分からない場合は、交換方法を教えてもらえます。余り玉分についても、用意されている景品を案内してもらいましょう。
初めてでも計数・カード・カウンターの順で進めれば大丈夫
景品交換は、遊技終了後に玉・メダルを計数し、レシートまたはICカードを受け取り、景品カウンターへ持っていくのが基本です。
ドル箱、各台計数機、スマパチ、スマスロで操作方法は異なりますが、分からない場合は店員へ「遊技を終えて景品交換したいです」と伝えれば案内してもらえます。
最後に、現金残高の精算、ICカード、レシート、財布やスマートフォンなどの忘れ物を確認してから退店しましょう。
ホールへ入ってから退店するまでの全体像を確認したい方は、パチンコ店が初めての人向けに入店から退店までを解説した記事もあわせてご覧ください。