スロットの機種情報やデータ表示器では、「BIG 1/250」「REG 1/400」「ボーナス合算 1/154」のような数字が表示されます。
これらは、平均すると何ゲームに1回ボーナスへ当選する設計・結果なのかを表す数値です。分母が小さいほど、ボーナスへ当選しやすい数値として読みます。
ただし、1/250なら250ゲームごとに必ず当たるわけではありません。短時間では大きく偏るため、ボーナス回数だけで設定や次の当たりを断定しないことが大切です。
最初に覚えたいポイント
- BIG確率はBIGへ当選する確率
- REG確率はREGへ当選する確率
- 合算確率はBIG・REGなどを合計した当選確率
- 1/200は、長期平均で約200ゲームに1回という目安
- 分母が小さいほど当選しやすい数値
- 短時間では公表値から大きくズレることがある
スロットのボーナス確率とは?
ボーナス確率は、BIG・REGなどのボーナスへ当選する確率です。
「1/250」と表示されている場合、長期間にわたって遊技したとき、平均すると約250ゲームに1回当選する設計または結果を表します。
250ゲームで必ず1回当たる意味ではない
1ゲームごとに抽選されるため、50ゲームで当たることも、500ゲーム以上当たらないこともあります。確率の分母は当選間隔を保証する数字ではありません。
確率の「1/○○」はどう読む?
「1/250」は「250分の1」と読みます。
分母の数字が小さいほど、1ゲームあたりの当選確率が高くなります。
| 表示 | 読み方 | 比較 |
|---|---|---|
| 1/100 | 100分の1 | 3つの中では最も当たりやすい数値 |
| 1/200 | 200分の1 | 1/100より当たりにくい |
| 1/400 | 400分の1 | 3つの中では最も当たりにくい数値 |
分母が小さいほうが良い数値
1/150と1/300なら、1/150のほうが当選しやすい確率です。数字そのものが大きい1/300を「良い」と読み違えないようにしましょう。
BIG確率とは?
BIG確率は、BIGボーナスへ当選する確率です。
ノーマルタイプなどでは、赤7・青7などのBIG図柄が揃うボーナスを数えます。BIGはREGより獲得枚数が多いことが一般的ですが、名称や獲得枚数は機種によって異なります。
実戦値のBIG確率を計算する
BIG確率
総ゲーム数 ÷ BIG回数
総ゲーム数3000GでBIGが12回なら、3000÷12で実戦上のBIG確率は1/250です。
REG確率とは?
REG確率は、REGボーナスへ当選する確率です。
ノーマルタイプでは、REG確率に比較的大きな設定差が設けられる機種があります。そのため、BIG回数だけでなくREG回数も確認します。
実戦値のREG確率を計算する
REG確率
総ゲーム数 ÷ REG回数
総ゲーム数3000GでREGが8回なら、3000÷8で実戦上のREG確率は1/375です。
REG回数だけで高設定とは決められない
REGに設定差がある機種でも、短時間では多く出る・少なく出る偏りがあります。総ゲーム数、BIG、設定差がある小役、示唆演出なども合わせます。
ボーナス合算とは?
ボーナス合算は、BIG・REGなど対象となるボーナスをすべて合計した当選確率です。
BIGとREGを分けず、「ボーナス全体で何ゲームに1回当たっているか」を確認できます。
ボーナス合算の計算
総ゲーム数 ÷(BIG回数+REG回数)
合算確率の計算例
総ゲーム数3000G、BIG12回、REG8回の場合は、ボーナス合計が20回です。
3000÷20で、ボーナス合算は1/150となります。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 総ゲーム数 | 3000G |
| BIG回数 | 12回 |
| REG回数 | 8回 |
| ボーナス合計 | 20回 |
| ボーナス合算 | 3000÷20=1/150 |
合算が良ければ高設定?
ボーナス合算が高設定の公表値より良くても、それだけで高設定とは断定できません。
BIGだけ大きく上振れしている、総ゲーム数が少ない、REGは低設定域の数値など、内訳によって見方が変わります。
合算だけを見る場合
ボーナス全体の当たりやすさは分かりますが、BIG・REGの内訳を確認できません。
内訳も見る場合
BIG・REGそれぞれが設定別の公表値と比べてどうなのかを確認できます。
設定差については、スロットの設定・設定差・機械割を解説した記事で確認できます。
公表値と実戦値の違い
機種スペックに掲載されるボーナス確率は、非常に長いゲーム数での理論上の確率です。
データ表示器や自分の遊技結果から計算した確率は、その時点までの実戦値です。
| 種類 | 意味 |
|---|---|
| 公表値 | 機種仕様として示される長期的なボーナス確率 |
| 実戦値 | 当日の総ゲーム数と当選回数から計算した結果 |
実戦値が公表値より良い・悪い場合でも、短時間では偶然による偏りが大きくなります。
総ゲーム数が少ないと判断しにくい理由
ボーナスは確率で抽選されるため、ゲーム数が少ないほど結果が偏りやすくなります。
公表値1/250のボーナスでも、500Gで4回当選すれば実戦値は1/125です。反対に500Gで1回なら1/500になります。
短時間の好結果はそのまま続くとは限らない
最初の1000Gだけ合算が良くても、その後に当選が重くなり公表値へ近づく場合があります。現時点の結果として確認し、未来の当選を保証する数値として扱わないようにします。
データ表示器で確認する方法
台上のデータ表示器では、当日のBIG回数、REG回数、総ゲーム数、現在ゲーム数などを確認できます。
確認手順
- 当日の総ゲーム数を見る
- BIG回数を見る
- REG回数を見る
- BIG・REGの合計回数を出す
- 総ゲーム数を各回数で割る
- 機種の設定別公表値と比較する
データ表示器の見方は、スロットのデータ表示器を初心者向けに解説した記事で詳しく説明しています。
データ表示器のBIG・REGは正確?
ノーマルタイプではBIG・REGとしてそのまま数えられることが多い一方、AT機・スマスロでは設備ごとに集計方法が異なる場合があります。
- AT初当たりをBIG欄へ加算する
- CZをREG・小当たり欄へ加算する
- 疑似ボーナスをBIG・REGへ分ける
- ATのセット継続を別当たりとして数える
- 上位ATを新しい当たりとして数える
AT機は液晶履歴も確認する
データ表示器のBIG・REGが、何を数えているか分からない場合は、遊技機のメニュー・履歴画面と照らし合わせてください。
ボーナス合算とAT初当たりの違い
ボーナス合算はBIG・REGなどのボーナス全体の確率です。AT初当たりは、通常時から最初にATへ入った確率です。
| 項目 | 主な対象 | 計算の基本 |
|---|---|---|
| ボーナス合算 | BIG・REGなど | 総G÷ボーナス合計 |
| AT初当たり | 通常時からのAT当選 | 通常G÷AT初当たり回数 |
AT中のセット継続、上乗せ、疑似ボーナスなどは、通常時からのAT初当たり回数には含めません。
AT・ART・CZについては、スロットのAT・ART・CZ解説をご覧ください。
小役確率との違い
ボーナス確率はボーナス当選回数を使い、小役確率はベル・チェリー・スイカなどの成立回数を使って計算します。
ボーナス確率
総ゲーム数をBIG・REGなどの当選回数で割ります。
小役確率
対象ゲーム数をベル・チェリーなどの出現回数で割ります。
小役の種類・数え方は、スロットの小役を初心者向けに解説した記事で確認できます。
設定差があるボーナスを見るポイント
機種によって、BIG・REG・特定ボーナス・小役同時当選などに設定差が設けられます。
確認する項目
- BIG確率に設定差があるか
- REG確率に設定差があるか
- ボーナス合算にどの程度差があるか
- 単独当選と小役同時当選のどちらに差があるか
- 特定色・特定種類のボーナスに差があるか
合算だけでは見えない設定差がある
合算確率が同じでも、REGの割合や特定小役との同時当選割合が異なる場合があります。対象機種で重視される項目を確認しましょう。
単独当選・同時当選とは?
単独当選は、特定の小役を伴わずボーナスが成立することを指します。
同時当選・重複当選は、チェリー・スイカなどの小役とボーナスが同じゲームで成立することを指します。
| 種類 | 意味 |
|---|---|
| 単独当選 | ボーナスのみが成立する当選 |
| チェリー重複 | チェリーとボーナスが同じゲームで成立 |
| スイカ重複 | スイカとボーナスが同じゲームで成立 |
どの当選契機へ設定差があるかは機種ごとに異なります。
ボーナス終了後は確率が上がる?
毎ゲーム独立してボーナスを抽選する機種では、前回ボーナス終了後だからという理由だけで次のボーナス確率が上がるわけではありません。
RT、モード、ゾーン、規定ゲーム数などを持つ機種では、ボーナス終了後の遊技状態が変わる場合があります。これは機種固有の仕組みによるものです。
連続して当たった後でも確率は保証されない
10G、20Gと早いボーナスが続いても、次も早く当たるとは限りません。逆に長く当たっていなくても、天井・ゾーン等がなければ次ゲームの確率が自動的に上がるわけではありません。
初心者が間違えやすいこと
分母が大きいほど良いと思う
1/150と1/300なら、分母が小さい1/150のほうが当選しやすい数値です。
合算が良ければ設定6だと思う
短時間の偏りやBIGだけの上振れがあります。REG、小役、示唆なども確認します。
1/250なら250G以内に必ず当たると思う
平均的な当選確率であり、250Gごとの当選を保証するものではありません。
BIG回数が多い台ほど良いと思う
総ゲーム数を考慮します。BIG10回でも1000Gと5000Gでは確率が異なります。
AT機のBIG・REG表示をボーナス回数だと思う
AT・CZ・疑似ボーナスを表示器のBIG・REG欄へ数える設備があります。
良い合算がそのまま続くと思う
実戦値はゲーム数が増えるにつれて変化します。現在までの結果として扱います。
ボーナス確率に関するよくある質問
1/200は200ゲームごとに当たりますか?
必ず当たるわけではありません。長期間では約200ゲームに1回という平均的な確率を表します。
合算確率はどう計算しますか?
総ゲーム数をBIG・REGなど対象ボーナスの合計回数で割ります。3000GでBIG12回、REG8回なら3000÷20で1/150です。
合算が設定6より良ければ設定6ですか?
確定ではありません。短時間の偏りがあるため、BIG・REGの内訳、小役、終了画面などを合わせて判断します。
REG確率だけ見れば設定が分かりますか?
分かりません。REGに設定差がある機種でも短時間では偏ります。総ゲーム数と複数の設定差を確認してください。
データ表示器のBIG・REGはそのまま使えますか?
ノーマルタイプでは使いやすい一方、AT機ではAT・CZ等を数える場合があります。液晶履歴と照合してください。
ボーナス後は当たりやすくなりますか?
ボーナス後という理由だけで自動的に確率が上がるとは限りません。RT・モードなどがある場合は機種固有の仕様を確認します。
BIGとREGはどちらを重視しますか?
設定差が大きいほうを重視します。ノーマルタイプではREGが重要な機種がありますが、全機種共通ではありません。
スマスロにもボーナス合算はありますか?
BIG・REGや疑似ボーナスを搭載する機種では表示される場合があります。ただし、AT初当たり確率など別の数値を重視する機種もあります。
合算だけでなくBIG・REGの内訳も確認しよう
BIG確率・REG確率は、それぞれのボーナスへ平均何ゲームに1回当選するかを表す数値です。ボーナス合算は、BIG・REGなどを合計した当選確率です。
分母が小さいほど当選しやすい数値ですが、1/200なら200ゲームごとに必ず当たるわけではありません。短時間では公表値から大きくズレることがあります。
設定推測では合算だけでなく、BIG・REGの内訳、総ゲーム数、小役、AT初当たり、終了画面などを合わせて確認してください。
スロット台の基本的な選び方は、ノーマル・AT・BT・スマスロの違いを解説した記事で確認できます。
BIG、REG、合算、設定差などの言葉は、パチンコ・スロット初心者用語集にもまとめています。